まさにアメカジの王道。武骨さがたまりません。20年以上前に購入して以来、いまだに現役で、当時はみんな定番の赤黒を着ているときにあえて青黒で勝負していました。そういう意味では貴重なカラーかもしれません。
ダウンもいいですが、どっしりとしたウールの重量感は男心をくすぐります。最近は冬キャンプでも活躍。焚火の前では無敵ですよ。

最新のゴアテックス素材の使用が許可されているアクロニウムならではの、最先端技術を詰め込んだジャケット。マルニ 服 コピー人体工学に基づく9つのポケット付き。28万8000円/アクロニウム(メイデンズショップ 03-5410-6686)
推薦人
ブライベルガーエンタープライズ 代表取締役 永原太蔵さん(45歳)
トゥモローランド、ロンハーマンでバイヤーを歴任。ヨーロッパのクラシックからLAのストリートまでその知識と経験は多岐にわたる。
ファッション性と機能性という、相反する要素をバランス良く取り入れた数少ないブランドだと思います。
僕が持っているジャケットは、軽量で触り心地が柔らかく、透湿性にも優れる防風・防水素材の「ゴアテックス インフィニアム」と、高い保温性を持つ機能性中綿「クライマシールド」を使用しているだけあり、着心地は最高。どんなシチュエーションでも体を守ってくれる優れものといえます。
またジャケットにはストラップが付属。脱いだときにたすき掛けして持ち運びができ、ポケットに荷物を詰めればショルダーバッグのように使うこともできます。なるべく手ぶらでいたいので、ジャケットをバッグとしても使える機能に感動。
出張や旅行に行くときは、このジャケットに財布とパスポートを入れて空港に行けば、ハンズフリーでスマートに。まさに一着ですべてが事足りる服です。

45gという超軽量を実現した「スーパーコピーブランド」の代表格。まるで皮膚のように薄い7デニールのリップストップナイロン仕様で、手のひらサイズに収納できる。各7800円/モンベル 06-6536-5740
推薦人
スタイリスト 井嶋一雄さん
多くのファッション誌、広告、テレビCMなど幅広いフィールドで活躍。精通する音楽をルーツとしたスタイリングにも定評がある。
例えばハワイでゴルフをやっていて、夕方ぐらいに急に肌寒くなったときにもこのジャケットは大活躍するはずだ。
コインケースなどに収納できるからベルトループに引っ掛けて持ち運びできるし、極薄ボディはインナーにもなるから何かと使いやすい。しかもびっくりするほど軽いし、カラバリも多い。
これだけ万能なジャケットは、感動に値すると思う。

ブランドの代名詞のひとつが、バイカージャケットの傑作「インターナショナル」。 8オンスのワックスドコットンを使用したボディは、着続けることでさらに味わいが深まる。6万円/バブアー(バブアー 渋谷店 03-6450-5993)
推薦人
スタイリスト 井嶋一雄さん
英国王室も認めるバブアーは、イギリスの“国民服”と言っていいものだと思う。バイクに乗る自分は、かつてビデイルにフードを付けて長いこと着ていた。それなら寒さも防げるし、雨風もへっちゃらだ。
オイルドジャケットは、古き佳き時代から愛され続けている機能服なだけに、しっかり考えられた意味のあるディテールばかり。先人たちの知恵に改めて気付かされると、今でも感動してしまう。